ごあいさつ

これ以降は以前のロマネスコ栽培日記です。

死んだ

ロマネスコが死んだ。

まるでその様は弁慶の立ち往生のようであったと後世の歴史家は伝えている。

あい、すみません。

夏ばてですべての気力をなくしていたら、からしてしまいました。

葉っぱもほとんど青虫に食われていたしなあ。

見るのもいやだったのかも。

春蒔きだったからいかんのだな。

今度は秋蒔きにします。

では、みなさん、秋までごきげんよう！

青虫がー！

青虫が！

青虫が！何匹も何匹も湧いてくる！

やつらはこんな穴を開けていった。

葉だけでなく、蕾（食べるところ）までも....

やる気なくすわー。

130日目

ロマネスコの食用部分自体は順調に育っていますが、問題勃発です。

アブラムシと青虫が大量発生しております！
どうすんべー。
団地の5階ということでいろいろ無防備でした。
葉っぱの裏にびっしりとアブラムシがいるとは....
エタノールスプレーで対抗してみます。
がんばります！

115日目

あらっ！
あらら！
芽が出た！でちゃった！


















葉が密集しているところを、くぱぁってしたら、芽がいたんですよ。
大きさは指との対比で想像してください。
かなり小さいけど、ロマネスコの形をしてますな。

ほぼ同時期に蒔いたブロッコリーはこんな感じ。

104日目

いろいろと気ぜわしくて、水だけ遣ってほったらかしていたら、
かなり大きくなりました。

でもまだ花芽はつけず。
来月くらいには芽にお目にかかれるはず。
























背丈30cmのトマト、レジナは今こんな感じ。
多分来月には収穫できるはず。
あ、今年はハーブを植えるのを忘れていた。

87日目

まあ、また育ったんですけどね。
特に大きな変化ではないです。

ロマネスコ、普通は夏蒔きの冬に収穫みたいですね。
その場合、花芽形成に低温が必要らしいです。

今回のように春蒔きの場合、花芽ができるかどうかとても心配です。
とりあえずいまのところ花芽（いわゆる食べる部分）を支えるほど
茎が太くないのでまだまだなんでしょうね。

春蒔きの場合の花芽形成はたぶん、日長によると思うんですけど。
ロマネスコはアブラナ科だからたぶん長日植物で。
ってことは、秋分の日まではチャンスありってコトかなあ。


























レジナも少し育ちました。
丈が低いプチトマトね。
君には期待しておるよ！

74日目

たぶん、きっと、この真ん中に食べるところができると思うんですけどね。
まだまだっぽいですね。
日長が短くなったら食べるところができるのか、それとも気温か。
ちょっとしらべておきます。























にんにくも育て始めました。
























レジナっていうマイクロトマトもね。
背丈が20ｃｍくらいにしかならないらしいですよ。

64日目

あ、また育った。
出張に行っていたら、見違えるくらい大きくなった。
でもまだ実はできず。

これってアレだな。
引っ越していった幼馴染と10年ぶりに会って、
体の発育っぷりとはうらはらに行動は変わっていなくて
一緒にお風呂に入ろうとしたり布団にもぐりこんできたりするってのと
同じですな。
よくあるよね。エロマンガで。

53日目

いやー、育った育った！
やはり春だね。暖かくなってきたもんね。




















茎なんかもう、これもんよ。
ひゃだ！太いわ！たくましいわ！ええ！まだ大きくなっちゃうの？
ひぎぃ！

45日目

出張してまして、ちょっと間が空きました。
すこしだけ育ちました。さすが室外にだして太陽を浴びせただけはある。























出張は北海道だったんですが、飛行機から畑に書かれた変な模様が見えたんですよ。
これ、なんですかね。トラクターや雪かき機で書いたとして、それはどこに行ったんでしょうね。
一筆書きに見えるからなあ。
UFO？

32日目

育っております！
ちょっと茎が細いかなあ。風に吹かれてふらふらしてます。
























食べられるようになるまではまだまだかかりそうです。
待ちきれないので、スーパーで買ってきました。
うーん、不思議な形。

25日目

本葉がでました！
播種から室内で育ててきましたが、暖かくなってきたので
そろそろベランダに出そうかと思います。
日当たりがよくなるので成長もはやまる.....はず。

17日目

ロマネスコの種を蒔いてから17日が過ぎました。
ちょっと育って、こんな感じ。























実は、ロマネスコの仲間のブロッコリーも育ててまして。
いや、世間的には逆か。ロマネスコはブロッコリーの仲間です。
これがブロッコリーの双葉です。ほら、ロマネスコと双葉がそっくりでしょう。

永田農法についての考察

ロマネスコの成長は週一回くらいで更新していきます。

去年はベランダでトマトを育てていました。
永田農法で。

永田農法とは...
・水はけの良い、あまり栄養のない土で育てる。
・水遣りを極力控える。しおれてきたら、リン・窒素・カリウムを含む液体肥料を少量与える。

というのが基本。ほかにもいろいろあるけど、割愛。
要するに、水を遣らない。
そうすると、甘くて、比重の高い（水に沈む）栄養たっぷりの野菜ができるという農法です。


で、こんな感じのトマトができました。





















とても美味しい。しかし、小さい。
下の写真は

　　　　　　　市販のトマト
永田農法のトマト　　　　永田農法のトマト
　　　　　永田農法のプチトマト
の順。
























ちょっと永田農法について考察。


植物は動けないので、時々刻々と変わる外部の環境に応答して生きていかねばなりません。
永田農法は貧栄養・乾燥ストレス下で育てる農法ということになります。乾燥ストレス下では低温ストレスにさらされたときと似た応答が起きることが知られていて、その一つがガラクチノールやラフィノースといったオリゴ糖の蓄積なのです。ラフィノースはスクロースの20%程度の甘さですが、まあ、甘いもんです。細胞内にオリゴ糖を貯めるとどうなるかというと、低温下では耐凍性が高まるし、乾燥化では浸透圧の維持とDNAやタンパク質が保護されます。


で、ここからが本題なのですが。
永田農法を始めた永田照喜治氏は、

トマトなどは原産地の気候に近い条件（＝水を少なめにする）で育てることにより植物が気持ちよく育つことができる

と言っているのです。根もしっかり張るし。
あと、

細胞の大きさが揃っているので火の通りが良い

とも。

実際は極度の乾燥ストレス下で育っているので乾燥に対する応答として糖を蓄積しただけであり、貧栄養条件で育てているために細胞壁が肥厚せず、火の通りが良いだけなのです。枝がものすごく折れやすいのですよ。
あとね、リンは与えているけど水はけが良いのでリン酸欠乏になってりまうのですが、リン酸欠乏だと主根の伸張抑制と側根・根毛の誘導が起きるのです。

別に植物が気持ちよく育っているから美味しくなるわけでも、根をしっかり張るわけでもないのです。

ああ、あと、植物でさえそうなのだから人間も多少ストレスがある環境のほうが実のある人間になるのだ、とかいう精神論に敷衍しないでくださいね＞校長先生とか。

別に永田農法がいかんと言っているのではないのです。僕は永田農法で育てると美味しいと思うから今後も続けますけどね。
一つ言うとすれば、「植物が気持ち良く育つ」という擬人化をやめませんか。行き過ぎると、オカルトになっちゃう。植物に心があるとか、水は何でも知っているとか、自然は常に良いものだ、みたいな。

永田農法は貧栄養・乾燥ストレス下で植物を育てることで細胞内にオリゴ糖を蓄積させて甘味を増やすことのできる農法です。それ以上でも以下でもありません。
過酷な環境に応答して発育は悪いですが、植物に脳や心はないので同情する必要はありません。外部の環境に対応できているのだから、乾燥ストレスは生存のためには織り込み済みの環境なのです。細胞壁が薄くなるから病気には弱くなりますがね。だからと言って農薬まくのもねえ。

9日目

プランターに植え替えました。
このプランター、非常に水はけの良い土を使っています。
永田農法をやるためだったんですけどね。
もうやめました。
なぜ永田農法をやめたかはまたいずれ。

8日目

8日目です。
ちょっと緑が濃くなりました。
明日は鉢に植え替えます。

7日目

子葉です。ハート型です。






















ロマネスコって普通のスーパーにはあまり売ってないんですよ。
ちょっと高級なスーパーでたまに見かけるくらい。
おまけに、味はブロッコリーやカリフラワーとそんなに違わないのに
価格は倍。
ちょっとセレブ臭やロハス臭がするなーと思っていたら
子葉がハート型というこの体たらく。これだから双子葉植物は...
男は黙って単子葉！！

6日目

おじーさーん！
ロマネスコが立った！
ロマネスコが立ったのー！

5日目

子葉、展開中です。

4日目

播種後4日目にして、芽になる部分が種皮からでてきました。

種皮って語感、変じゃないですか？
シュヒー！
シュヒー！！

シュ、シュ、ヒー！とか言ったら赤ちゃんが生まれそうじゃないですか？

3日目

絶賛、根が伸長中です。

ロマネスコはアブラナ科の一種で、ブロッコリーやカリフラワーと近縁です。

ちょこっとガーデンによると、

タネまき時期　2月～3月　7月～8月　
収穫時期　6月～7月　10月～1月
発芽適温：20～25℃
甘みと歯ごたえが良く、生でも茹でても炒めても美味しい。寒さに強く育てやすい。

とのことです。あと4ヶ月、のんびり育てます。

2日目

うわ、もう芽が出た！

いや、正確には根が出た！

種まき

ロマネスコの種を11粒まきました。
発芽の様子がみたいので
シャーレにまきます。

とりあえず室温に置くことにします。
日中は10度、
夜間は18度くらいです。

種を入手

ロマネスコの種はちょこっとガーデンから購入しました。

ベランダで栽培するのに何十粒も買っても無駄になるわけですが、こちらのサイトは数粒の種を格安で売ってくれるのです。
10粒入って、263円（+送料100円）。
一緒にレジナ（背丈の低いプチトマト）の種も買いました。

日々、ロマネスコの幾何学模様がニョキニョキと育っていくのは楽しかろうなあ。

そもそも

ロマネスコ、という野菜があって。

これなんです。
























どこまでいってもフラクタルなわけです。
















これはスーパーで買ったものなんですが、ことのほか美味しかったので（味はブロッコリーとかカリフラワー）、種を買って育てることにしました。